用語集|方法論の系譜
コンセプチュアル・リテラチュア(概念著作)
コンセプチュアルリテラチュア
コンセプチュアル・リテラチュアとは、人間が概念を考えることに集中し、固まった概念の執筆をAIに任せる著作手法のことです。
人間が概念(コンセプト)を考えることに集中し、コンセプトが固まったのちの執筆をAIに任せる著作手法。本シリーズの方法論の原点であり、本書の「思考の資産化」は、この考え方が進化したものです(詳しくは付録「方法論の系譜」へ)。
出典:『コンセプチュアル・リテラチュア』(2025年)にて初出。定義文は『思考の資産化』巻末付録「シリーズ概念集」に収録。
もう少し詳しく
本シリーズの方法論は、ここから始まりました。現代美術に、完成した物質よりもその背後にある概念を作品の本体とみなす、コンセプチュアル・アートという流れがあります。ソル・ルウィットの作品では、制作の指示書そのものが作品であり、実際に手を動かすのが作者本人でなくてもかまいませんでした。この発想を著作に持ち込んだのが、コンセプチュアル・リテラチュアです。
人間は概念を考えることに集中し、概念が固まったあとの執筆はAIに任せる。文章の一字一句より、著者が差し出す概念の新しさを本体とみなす著作手法です。著者が語った内容をなぞるだけのゴーストライティングと混同されがちですが、両者は違います。AIとの対話では、投げかけた概念に別の視点や素朴な疑問が返り、アイデア自体が深まっていくからです。この方法でAIとの共創を始めたのは2025年2月のことでした。やがてその関心は、完成した本より、書く過程で言語化される自分のDNAそのものへと移り、思考の資産化へと進化していきます。