用語集|土台の概念

DNA

ディーエヌエー

DNAとは、判断基準や思考パターン、理念、美意識の総体で、「なぜ選んだか」という過程に宿るもののことです。

判断基準、思考パターン、理念、美意識の総体を指すシリーズの用語。何を選んだかという結果ではなく、なぜ選んだか、そして何を選ばなかったかという過程に宿ります。第二の脳に移植すべき本体です。

出典:『経営ナレッジの資産化』(2026年)にて初出。定義文は『思考の資産化』巻末付録「シリーズ概念集」に収録。

もう少し詳しく

自分の考え方をAIに写して「第二の脳」を作るとして、では、いったい何を移せば分身になるのでしょうか。その中身に与えた名前がDNAです。判断基準、思考パターン、理念、美意識の総体を指します。ノウハウやスキルという言葉では、身につけた結果ばかりを指してしまい、その手前にある判断の理由まではすくい取れませんでした。

DNAが宿るのは、何を選んだかという結果ではなく、なぜそれを選び、何を選ばなかったかという過程のほうです。氷山を思い浮かべてください。完成した書類は水面上に見える一角にすぎず、資産の本体は水面下に沈んだ思考です。ですから、決算書やマニュアルのような完成文書を読み込ませればDNAが移せると混同されがちですが、それらは結果を語っても判断を語りません。この水面下を引き上げてためていく器が三つのノートであり、そこに他人の考えを混ぜない約束がノイズ排除の原則です。

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書籍『経営ナレッジの資産化』表紙

『経営ナレッジの資産化』

この概念の初出書籍。ベテランの暗黙知を「育つAI」で継げる資産に変える手法を、平易な言葉で案内する一冊です。

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