用語集|土台の概念
三つのノート
みっつのノート
三つのノートとは、「第二の脳」の主食となる、デイリーノート、リサーチノート、意思決定ノートの三種類の記録のことです。
第二の脳の主食となる三種類の記録。日々の判断とその理由を残すデイリーノート、AIが選択のパターンを言語化するリサーチノート、採用した方針とその理由だけを残す意思決定ノートを指します。
出典:『経営ナレッジの資産化』(2026年)にて初出。定義文は『思考の資産化』巻末付録「シリーズ概念集」に収録。
もう少し詳しく
判断の過程、つまりDNAをためると言われても、それをどんな形で残せばいいのかは、意外とわかりません。気合いを入れて日記を始めても、たいてい三日で止まります。そこで用意したのが、「第二の脳」の主食となる三種類の記録です。日々の判断とその理由を気軽に残すデイリーノート、それが数日分たまったところでAIに選択の癖を言語化させるリサーチノート、重要な議論のあとに採用した方針とその理由だけを整理する意思決定ノート。この三つが役割を分け合います。
きれいな議事録や資料を保管しておくことと混同されがちですが、狙いは正反対です。完成した料理の写真を何枚集めても、その味は再現できません。必要なのは、どの調味料をどの順で入れ、味見のたびに何を感じて何を足したかという記録のほうです。意思決定ノートで採用しなかった案をあえて残さないのはノイズ排除の原則を守るためであり、研磨サイクルで生まれたダメ出しの言葉こそ、ここに残す価値のある濃い記録になります。