思考の資産化
自分の知識や経験、ものの考え方をAIに写し取った分身、「第二の脳」。個人でも作れる時代が来たのに、多くの人が同じところでつまずきます。ツールを入れたまま放置する。他人の記事を取り込んで、自分の思考が写っていない切り抜き帳を作ってしまう。完成した文書だけを読み込ませて、失望する。
本書の答えは、明快です。第二の脳は、「書く」ことでいちばん速く育つ。ただし、あなたが書く必要はありません。書くのはAIで、あなたの仕事は話し、選び、ダメ出しをすることだけ。出版も公開も必須ではありません。原稿は副産物で、本当の成果物は、制作の過程を学習して育った第二の脳のほうだからです。
本書で扱う主な内容は次の通りです。
第二の脳づくりでつまずく四つの罠の正体。AIと「書く」となぜ最速で育つのかの理屈。最初の一冊を作る七つのステップと、著者が実際に使っているツール構成・費用。育ちを自分で測る「クローズドブック・テスト」。そして、できあがった本の出版以外の使い道まで。手法はすべて著者自身が実証済みで、本書自体が、提唱する方法そのもので書かれています。
前作『経営ナレッジの資産化』の続編ですが、本書単独でお読みいただけます。巻末には実践早見表、シリーズ概念集、方法論の系譜の付録3点を収録しました。